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オフィス移転の際の注意点 その2

2021.3.7

大阪府堺市、大阪府泉佐野市、大阪府岸和田市、大阪府和泉市で
オフィス環境づくりを支援している平善です。

前回に続き、移転先の現状を確認しておくポイントは

電気のコンセント数と回路数です。

移転する場合には、新しいオフィスのレイアウトを作成されると思いますが

不動産屋さんから頂ける平面図には大まかな設備しか記載されていないので

実際に現場確認をされる場合にはコンセントの位置を確認してください。

先日お伺いしたテナントビルには、こちらの壁面にコンセントがありませんでした。

また床から取り出せるアップコンセントもありませんので

この方向の壁面にはデスクなど電気を必要とするレイアウトは難しくなります。

もし、その様にレイアウトするとすれば、他の壁にあるコンセントから

延長コードなどを使って対応するしかありません。

せっかく綺麗なオフィスなのに、運用面を考えると使いにくいかもしれません。

また、床面にコード類が露出され見た目も悪くなり、

足を引っかけて転倒することにもつながりかねません。

それでも、「やはりここが良いね」という判断をすれば

OAフロアーを使って床上げし、作られた床下の空間に電気やLANの配線をすれば

問題は解消します。予算的には平米当たり 10,000円~ を見ておくとよいでしょう。

もう一つの注意点は電気の容量です。

オフィスで使われる電気製品、事務機器には大きな電気容量を必要とするものが

沢山あります。

複合機、レーザープリンター、ウォーターサーバー、電気ポット、電子レンジ・・

こういう機器を同時に使うと安全のためブレーカーが落ちてしまいます。

同じ回路につながっているパソコンなども一瞬でダウンしてしまいますので

業務に支障をきたしてしまいます。

そのため、大きな容量を必要とする機器は回路を増設して電気の経路を

増やすことが必要です。

このようにオフィス移転の際には現状確認することで様々な問題点が分かってきます。

ご自身での判断が難しい場合は、当社がアドバイスをさせていただきますので

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